2009年6月17日(水)
12:30-16:30
@小石川運動場

ユニオンリーグ前期第3戦
VS 早稲田大学 ワールドカップキッカーズ

カンピオーネ 2 ( 0-1 ) 1 ワールド
2-0

得点
(アシスト)
前半10分 相手
加口
(三平)
後半18分
徹平
(政樹)
後半25分

メンバー
FW 一生
(大地) (健太)
(大原)
MF 柳井 木村 加口 西田
(三平) 宮しん♪ (徹平)
DF しゅう 福永諒 酒嶋 森まさ
(大塚) (恵良) (政樹) (要介)
GK 吉田
備考 徹平、政樹、大原は後半途中から。徹平左SB、政樹左SH、大塚CB、三平右SHへ

康太 泰樹 弘喜 伊東 高田
マネ 真希 舞佳

〜戦評〜

 ユニオン1部でも快調なスタートを切った今季のカンピ。3戦目の相手は昨年度総合優勝のワールドカップキッカーズ!文句なしの強豪チームです。去年の統一戦でも対戦しなんとか勝つことができましたが、あの時はレギュラー制で臨み、超守備的フォーメーションと徹底したマンマークでPK戦に持ち込んでの勝利でした。正直、チームとしての実力は一歩遅れをとることを認めざるを得ないといった感じです。しかし、今のカンピには勢いがある!つい先日の6月合宿でも準優勝という成績を収めたばかりでノリノリです!その勢いでワールドを撃ち落としてしまえ!!

 しかし合宿を終えたばかりとあって、気合い十分、体力不十分のカンピ。相変わらずの立ち上がりの悪さでワールドに攻め込まれる展開が続く。そして前半10分ごろサイドからフォワードへスルーパス、あっさりと先取点を許してしまいました。前半はそのまま意気消沈。追加点は与えませんでしたが、なかなか盛り返しの気配も感じられず、勝負は後半へ。

 後半になってメンバーの半数を交代。可もなく不可もなくの攻防が続き、後半も半分を過ぎるころ選手を追加投入。誰の采配かはわかりませんが、政樹と徹平を送り込んでくるあたりしたたかです。そして、それが効いたのかカンピにチャンスが!健太さんのポストプレイから右サイドの三平へ、三平のセンタリングから加口のへろへろヘッドが炸裂(?)ふわりとキーパーの頭上を越え起死回生の同点ゴールに!これで勝負はふりだしへ。

 そして後半も残すところ5分余り、ここでドラマは起こった!政樹のコーナーキックから徹平の頭へドンピシャのナイスボール!1点目とは違いお手本のようなヘディングシュートで逆転ゴール!!1年生コンビがやってくれました!

 こうなれば後は守るだけ。徹平をセンターバックにチェンジして1点を守り切る作戦に移行。と、ここで相手も選手交代、秘密兵器のやたら上手いフォワードを投入してきます。しかしここで活躍したのが、我らが宮しんこと宮尾真司!持前の巧みなディフェンスで華麗にボールを奪取。相手に仕事をさせない。
 残り1分。クロスボールのこぼれ球を押し込まれ、ゴールネットを揺らされますが、オフサイドでノーゴールの判定。心臓が止まるかと思いました。

 そして長い5分間がなんとか無事に去り、試合終了のホイッスル!
 なんと、なんと、逆転勝利!!この粘り強さは合宿の成果か。手に汗握る最高に熱い展開でクラシコ(カンピ VS ワールド)を制しました。

 カンピの勢いはとどまるところを知らない。開幕戦で昨年度後期優勝チームの荒友キッカーズを破り、そしてこの日昨年度前期優勝チームのワールドカップキッカーズを撃破。こうなればもう降格阻止だとか言ってる場合じゃありません。目標はひとつ、優勝しかない!
 前期のユニオンは残り4試合。例年勝ち点15を取ったチームが優勝しているのであと2勝すれば優勝に手が届く。正直1部に昇格して1年目で優勝をうかがえる位置につけるとは思っていなかったので興奮しています。とはいえ対戦相手はみな強敵ばかりなので残り4試合全敗の可能性だって考えられる。どの試合も全力で挑み、進めるところまで進んでみようじゃないですか。


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